猫仙人のパソコンの紹介です

猫仙人のパソコンは、何とペンティアムU・400MHz、ハードディスク10GBを搭載した最新モデル・・・
の広告を見ることもできる、今や2世代前になろうとしているホームパソコン、
富士通FMV DESKPOWER-C(4100C2)なのであります。

スペックは、CPU=Am486DX4-100MHz,HD=540MB,RAM=8MB,CD=4倍,内蔵モデム=14,400bps,OS=Windows 3.1
という、今となってはプアーな環境で、3.1からインターネットに自力で繋げるのに1週間もかかりましたし、
少し大きな画像ファイルなどは、メモリー不足で開くことさえできませんでした。(笑)
今ではいろいろ手を加えて、パワーアップしていますので、とりあえず何の支障もなく使えています。
FMV4100Cのパワーアップに関しては、仙人も大変参考にさせていただいたユーザー・ホームページも幾つかありますが、 それを見習って、改造記録を掲載してみましょう。

ところが、最近ついにハイパワーマシンの自作に踏み切ったのでした。
→ 
新型マシンはこちら


↑ FUJITU FMV4100C2

なお、15年前のベストセラーNEC PC8001、 秋葉のジャンクショップで見つけたCOMPAQ Cnturaもあります。

おまけ TIPS 「EXEL 97 で謎の惑星探検ができる!」も見てね
追加 TIPS 「WORD 97 でピンボールゲームができる!」もどうぞ


システム構成
FUJITU FMV DESKPOWER C2
CANON BJC420J
IOMEGA ZIP DRIVE
WACOM HOME TABLET
US ROBOTICS SPORTSTAR 288 MODEM
MICROSOFT INTERIMOUSE


メモリー増設
8MB→40MB
パソコンの動作をパワーアップする基本は、やはりメモリー増設。
誰にでも簡単にできて効果抜群です。Windows 3.1ならともかく、95には32MB以上が常識。
95初期の16MBホームパソコンをお使いの方は、今すぐ32MB SIMMを増設しましょう。
いまどきなら安いSIMMなら、32MBで\8、000ぐらいで買えますから騙されたと思ってすぐ増やしましょう。
あっというほどパフォーマンスがアップしますよ。

モデムパワーアップ
14、400bps→28,800bps
パソコン通信のテキスト読み取りだけなら、付属の14、400bpsで何の支障もなかったのですが(当時は高速だった)、
インターネットをブラウズしようとすると、8MBのメモリーとあいまって、死ぬほど遅い。
へたすると、1ページ表示するのに15〜30分もかかるのだ。
頭に来て288モデムを外付けしたら、劇的に早くなった。
でも、今では56モデムかISDNが当たり前になってきましたね (^^;

WINDOWS 95 導入
3.1→95
ウィンドウズ95発表直前に買ったFMVは、もちろんW3.1。
W95アップグレードサービスが始まる直前でもあったので、何のサポートも受けていない。
実用上何の支障もなかったけれど、しだいに世の中のソフトが95仕様ばかりになってきた。
また、TCP/IPをOSでサポートしていないためにインターネットにダイヤルアップ接続 するのがすごく面倒だった。
トランペットPPPなどというシェアウェア接続ソフトを使い、なおかつコマンドを書き換えなければ使えなかった。
これまた雑誌などと首っ引きで誰にも教わらずに毎晩設定のやり直し。1週間後、自力で繋がった時は嬉しかったなあ。
それに比べて95のウィザードの簡単さときたら・・・

メモリー増設 2
40MB→64MB
95でネットもらくらくブラウズできるようになったらなったで、もっと軽快にしたいものだと、
さらに安くなった32MB SIMMを8MBと入れ替え上限の64MBにしてみた。
8MB→40MBのような劇的な変化はない。
が、メモリーがどんどんやすくなってきた現在、なるべく多いほうがいいでしょう。

CPU 換装
Am486DX4(100MHZ)→AMD Am5x86P75(133MHZ)
ペンティアム前世代の最後のCPUだけに、グレードアップのしようがない486DX4。
お決まりのバージョンアップCPUは、AMD Am5x86P75。
これまたお決まりの裏わざで、CPUソケットに細い導線でショートさせ、133MHZで作動中(らしい(^^;)。
速さは目に見える違いではなく、自己満足の世界か。

ハードディスク増設
540MB→2,640MB
Windows 95時代になり、OS自体も対応アプリケーションも大容量化が進んできて、540MBのディスクはかなり つらいものがある。
ZIPドライブを外付けして、アプリのインストール、アンインストールを繰り返してしのいできたが、
いよいよ限界。
スワップスペースさえなくなり、64MBもRAMはあるのに、「メモリーが足りません」のアラートの連続に、
ついにハードディスクの換装を決意。
だが、今のディスクも生かさないともったいない。
ISAバススロットの空きスペースに無理矢理入れてしまうことにする。
FMV DESKPOWER C に搭載できるIDEディスクの最大容量は2.1GB。
QuantumのFBST2100ATをGETし、分岐フラットケーブルと電源ケーブルを入手。
狭くて苦しいケース内にケーブルを引き回し、なんとかスレーブに繋ぐ。
ハードディスク本体に空間に固定するための家具用金物を取り付ける。
いざ、セットすると何とケースが閉まらない事が分かった。
金具の取り付け方法を変え、ケース中央の補強バーを撤去して、ケーブル類をCPUファンに干渉しないように何とか押し込み、 やっと完成。

ここにめでたく2.6GBの4100C2が実現しました(^^)
マスターも換装してしまえば、4.2GB内蔵も可能という事ですね。


ハードディスク入れ替え
マスター←→スレーブ
HDD増設はできたものの、しばらく使っていたら、突然Quantum FBSTが異音を発して一部ファイルが アクセス不能になってしまった。
ハード面での問題らしいが、試しにフォーマットしてしまったがSCANDISKもかからないので、 ショップに持ち込み、作動不良として保証交換してもらった。
中をまた開けたついでにマスターに高性能のFBSTを入れ替える。
アクセスも早いし、スワップファイルを大きくとれるメリットがあるだろう。
ただ、Windowsの再インストールにあたっては、FDISKやパーテーションの知識がなかったのでいろいろ苦労した。 なんとかこなして、現在快調。やはりアプリの展開など早くなった感じである。

VRAM 増設
1MB→2MB
ただでさえ狭い画面ですから、なんとかハイカラーで高解像度表示にしたいもの。
VRAMも増設ソケットは付いていますのでパワーアップも可能。
ISAビデオボードを取り付けるのが順当ですが、
最近ISAバスのビデオボードなんて殆ど売ってない。
あってもPCIより高い (^^;
秋葉原のパーツショップでGETしたVRAMチップでちょっぴり早くなった?

WINDOWS 98 導入
Win95→Win98
さる筋から入手した、Windows 98 β3。
98は95よりさらにパワーをがんがん食うのかと思っていたら、どうやらそうではないらしい。
95+IE4.0のようなものという。
それなら、今までとあまり変わりないじゃないか。と思いつつ、物好きにもインストール。
よりグラフィックが凝っている他はあまり変わりない。
ついでのことに、ハードディスクをFAT32フォーマットにしてみたが、やや容量が増えたものの、
別に大きな変わりはない。でも、細かいところが各種使いやすくもあります。
また、IMEがIME98になって、やや賢くなったかな?
ワード98じゃないから再変換機能などは使えないけど。

セカンドキャッシュ搭載(予定?)
0MB→256KB
4100Cには、セカンドキャッシュは付いていません。
ところがソケットはついているのです。RAMチップセットを手に入れればパワーアップできます。
マザーボード & CPU交換(未定??)
ソケット7のボード+K6?
4100C2専用のアップグレード用マザーボードが発売されています。
VRAMもオンボードで4MB、セカンドキャッシュ512KB、ペンティアムはもちろん、K6にも対応しています。
これを採用したら、飛躍的にパワーアップ、まるで別マシンになってしまいます。
ただし、そこまでやるかね・・・4100C2ではなくなってしまうそのレベルまでやって幾らかかるか考えれば、
もう近いうちに標準となるP-U+Windows98を待つのが正解でしょう。

その時には、4100C2は子供に譲ります (^^)


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