古ーいパソコンの紹介です
猫仙人のパソコンの原点、あの「マイコン」ブームのころの、NEC 8001。
8ビットでOSは、N-BASIC、今のパソコン、いや、電子手帳のスペックと比べて、
いかにチープなハードウェアか、振り返ってみるとこれも面白い。
確か、当時の売価が16万円ぐらい。
今使ってるFMVが、やはり16万ぐらい、今現在割引特価で売ってるエントリーモデルと
称されるパソコンが、MMX166あたりが載ってやはり16万ぐらいで買えますね。
約15年で同じ値段でスペックがどれほど上がったか比べてみましょう。
ハードウェア構成
CPU
μPD780C-1(Z-80 コンパチブル)、クロック 3.9936MHz。
ペンティアム166→クロック速度だけでも40倍
メモリ
ROM 24k byte実装(最大32k)、RAM 16k byte実装(最大32k) (注:M byteではない)
RAM 32MB→容量だけでも2000倍
CRT
グラフィック機能160×100ドット。
ドット面積で50倍、色数も含めれば・・・?
最大文字数80桁×25行。グリーンディスプレイ。(カラーの場合、RGB 8色)
ちなみに、ビデオRAMは3k byteとなっています。
カラーディスプレイなんてとても買えなかったですね。
データカセット
ボーレート 600ボー
当時のパソコンにはハードディスクなんて存在しなかったから、
プログラムを保存するには、カセットテープにセーブするしかない。
フロッピーディスクドライブはたしか30万円ぐらいしたと思う。
このころ、第一次パソコン(マイコン)ブームでシャープのMZとか、ベストセラー入門機が
いろいろ出てきました。
もちろん、パソコンの元祖、あのアップルコンピュータがアメリカで大ヒットしたのがはしりでしょうね。
電器店だけでなく、ホビーショップや、おもちゃ屋さんでも売っているところがありました。
でも、今のパソコンや、ワープロと違って、ベーシックをプログラムすることを趣味として楽しむ
ようなものだから、
これ自体の実用性は今のパソコンと比較にならない程無いというものでした。
当然、ブームで買ったもののすぐお蔵入りしたものが数多くあったでしょうね。
(仙人の8001もまさにそうです (^^; )
一般にパソコンが実用性を帯びてくるのは、もう数年、日本語変換システムがポピュラーになるのを
待たねばなりません。
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