アウトドア雑誌の歴史

山と仲間 - 日本勤労者山岳連盟出版局 -

山と仲間 山と仲間

これは、いわゆる「労山」の発行している雑誌ですが、機関誌や会報ではなく月刊の一般商業誌です。

ちょうど「岳人」によく似た体裁と内容の雑誌で、いつからの創刊か知らないのですが、手元の1974年7月号でNo.55となってるので、 最初から月刊であれば、1969年ぐらいからということになりますか。
最後には何時まであったのかも不明ですが、1982-3年ごろではないかと思います。
この号の特集は夏山特集で、「アルプスの静かなコース」として、赤牛岳や餓鬼岳、霞沢岳、荒川岳から上河内岳、塩見岳から池の沢、などが掲載されています。
ちょっと変わった記事では、日光・白根山の五色沼に潜水しに行った記事がありました。
広告も山渓・岳人なみに多く、全国の主な登山用具店やメーカーが多数出稿しています。
当時の労山という形態は確かに一大勢力だったのですね。

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