| 山と渓谷
言わずと知れた、日本を代表する山岳雑誌です。
戦前(昭和5年)から続く歴史の古い雑誌だけに、さすがに創刊号なんかは本当の「古書」の世界になってしまいます。
今手元にある、一番古そうな号を挙げてみましたが、これは昭和40年の7月号。
「槍・穂高・剣岳特集」となっていて、別冊付録で登山手帳がついているという、現在でも全く変わりない本の作り方です。
広告もたくさん載っていて、時代を感じさせて興味深いものがあります。
記事を見ても、植村直己が明大隊でゴジュンバ・カンに登頂成功とか、中央アルプスの宝剣岳、中御所谷コースはロープウェイを
新設する工事のため通行止めとか、時代を感じて面白いものです。
新田次郎の「孤高の人」が連載中でした。
「山渓」は昭和40年代から後、数百冊ありますが、基本的にはそれほど変わらない雑誌ですね。
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